· 

かみなり坊や ピッカリ★ビー

20年くらい前、新宿のツタヤでこれのレンタルヴィデオを発見し、数話観た。子供の頃(67年、小学2年生)以来でなかなか感慨深い気持ちになったのを覚えている。その時点では、その数話のみが奇跡的に見つかった、みたいな解説があった(記憶違いかもしれないが)。

 

さて最近、全話収録のBOXが発売されていて、しかもそれはすでに廃盤という事を知った。なんか急に観たくなってネット調べ。ネットで発見した中古の7巻はべらぼうに安かったのでなんとなく買ってしまったのですね。

 

今、大塚康生の作画汗まみれ、を読んでいるのですが、この作品を作っていたチルドレンズ・コーナーは、東映の山本善次郎(早苗)の会社らしく、大塚さんとも縁のある人。もうほんとに当時のほとんどのアニメ製作って東映人脈だ。。。

 

吹き替えは、加藤みどり、高橋和枝、貴家 堂子、近石真介、とかなりサザエさん(初期のね)寄り。ビーの声は、千秋ちあき、という子役が演じている。雷門ケン坊の声に近い。え?かみなり?なんか変な偶然だな。笑 

 

原作は漫画家の、ムロタニツネ象。怖い漫画の印象があるので正直意外。

 

ぶっちゃけ、当時のTVアニメはひどく雑なつくりで、今の子供が見たらびっくりするくらい稚拙。これも例に漏れないのですね。さすがに懐かしさ以上の価値は発見できないけど。。。まあ懐かしい、というのは大事やからね。それとビーちゃんは今見てもかなり可愛いキャラです。